最近のマスコミ論調を見ていると、人の妬みを煽るように、公務員の年金批判が繰り返されています。
国鉄民営化前後の国労批判にも似ている気がしますが、
あの当時のリベラルな立場からの国労擁護は、今から思えば既得権益保護のための欺瞞に過ぎなかったように思い返されます。
国立大学が法人化され、従来の国有財産が簿価で各大学に払い下げられたようですが、
世間の大学を見る目は、ますます厳しくなるように思われます。
大学間格差が大きいと言っても、資産1000億円規模の大学がごろごろあるようですが、
少々の赤字が出ても、資産を食いつぶしながら、食いつぶせるだけ食いつぶし、
当面は生きながらえることは出来るので、たいした改革など期待できないのかもしれません。
余暇とか、暇とかが、学問の起源だかなんだか知りませんが、
結局は、週4コマ、年間30日の講義で、年収1000万円の教授の有り難い授業も、
居眠りしながらウワの空の学生を相手にしていては、税金の無駄遣いとしか言えなかったようにも思います。
各大学の教養部の改組・廃止に際し、リベラルな立場からの反対がありましたが、
理想と現実の乖離は、あまりにも大きかったように思われます。
今は搾り取られる側となり、あまりにも、うらやましい世界なので、半分は僻んでの批判なのですが、
金のなる木を持たない大学の予算は、結局は社会から搾り取ってきたお金を使っている訳で、
短期的な産学協同だけを見ると批判もあるでしょうが、やはり何らかの形での社会への還元が必要だと思われます。
それがない、リベラルな立場からの批判は、あまりにも脳天気というか、
搾取者の既得権保護のための口実に過ぎなくなり、
それが、戦後民主主義の空洞化というか、胡散臭さにつながっているのだろうと思ったりしています。
弐千四年四月壱拾五日
大学関係者が本名で開設したページは、
難しい議論や建前の文章が多かったり、鼻に付くような自慢臭い自己紹介などがあったりで、
どうも面白くないものが多いように思うのですが、このページはちょっと違う気がしました。
カウンセリング主義への批判は、私が漠然と感じていたことと重なったりして、ちょっぴり、興味深く思いました。
「臨床心理士」が国家資格化され、「専門家」の胡散臭さ、自己保身、勢力拡大欲というものをなぜか感じてしまっています。
人の悩みに付け込んで、高価な壷を売りつけたりする「宗教家」みたいなもんなのでしょうか。。。
そんなことよりも、一番面白いと思ったのは、
近所に住む他大学教官の生活への批判。面白かったので、引用させてもらいます。
東大の副学長が科研費の流用で新聞で騒がれていますが、
学園都市に済む某国立大学の週2日程度しか勤務しないで、
家で庭いじりを楽しんでいる教員の方がよっぽどひどいですよ。
もう何年もこの調子ですから、税金横領金額、ウン千万円で、カラ勤務ですからね。
国民の汗水流して働き収めた税金が、大学の先生というだけで、自宅で遊んで、60日ほど勤務して1年に1000万円の収入ですから。
こんな教員こそ、マスコミで叩かれ、懲戒免職ものでしょう。
そんな人間を気にしていると、私のこころが濁ってきますので、気にしないように生きようと思っていますが、
私も俗人でなかなか超越できないでいます。
私の通っていた大学の先生方も、文系はこんな感じの先生が多く、
その浮世離れしていたところを、羨ましく思っていましたが、
今この姿を見れば、やっぱり、「税金泥ボー」と思ってしまうかもしれないと思ったりしました。
あいかわらず、カラ出勤でごまかし続ける大学教員
(最近は庭いじりをやめてこっそり自宅で電気を消して洗濯物で中を見えないようにしながら隠遁しているようですが。
いつかクーラーのファンが回っているかどうかしかめてやろうかと思っています。
毎日、7時から19時まで身を隠すのはたいへんだろうが、自分が蒔いた種だから自分で刈り取られたらいいことですから)
と区別するために意地で続けている8時30分出勤の関係で、まったく疲れますが、助かります。
これも、ある意味で私が蒔いた種ですから、がんばって大学に出勤します。
今日も6時半に起床しましたからね。その方に、感謝感謝です。
そうそう、それから変な国立大学の教官。あいかわらず、出勤していない。
何事も証拠だと思い、8時半に、洗濯物のない風景をパチッ。
昼間に帰って、洗濯物がある風景を、そして夕方5時には洗濯物がない風景、カメラで撮っちゃった。
ちょっと陰険だが、あくまでも、もし相手が開き直って嘘を言ったときの保証に。
通勤手当詐欺横領の状況証拠の一つとして。
これで、脅迫したら私の資質が問われますから、絶対にしませんが。
自分はこんなに頑張っているのに、こんなナマクラが許されるのかと、義憤を感じておられるのかもしれませんが、
マジメな先生、ご苦労様です。
私が抱いていた大学教授の生活のイメージは、このナマクラ教官に近く、
日々の税金や、一般のお役所には腹を立てているのに、
大学に関しては、今まで、それが普通のように思っていました。
このように指摘され、社会の常識から考えれば、
空出勤、通勤手当詐欺などの犯罪者ということになるのかもしれないと思い直しています。
国立大学も、なんとか法人になったそうですが、
もっと、抜本的な改革が必要なのだろうと思ったりしました。
とはいえ、こんなことを書くと怒られるかもしれませんが、
私自身、「自分探し」のために、もう一度、大学院に入って、勉強しなおしたいと思った時、
サラリーマンのように、研究熱心な先生よりも、
世間を超越して、時間の流れが違うナマクラ先生に憧れを抱いてしまうような気もしています。
天上界的ルチファーにとりつかれたナマクラ者の私には、
真摯な学問研究よりも、家で寝転んで、好きな本を読んだり、
昼寝をしながら、夢想している方が似合っているのでしょうが。。。
話は変わりますが、満月と新月のバイオリズム、私もいつも感じています。
潮の干満、海亀の産卵とか、引力の影響を人間も受けるようでしょうか。。。。
弐千四年四月壱日
数年前に、年金=悪徳マルチ商法=ねずみ講説を書きましたが、
ようやく世間でも、この問題が指摘されてきたようで、
世の中、騙しは、そう長くは続かないのかもしれません。。
最近、本屋で『社会党に騙された!』なんて、本を見かけますが、
社会党を先頭に、よくもまぁ、私を騙してくれたね、と思うこと多数であります。
おそらく、自社馴れ合いの戦後の民主主義の矛盾は、
国鉄の破綻時に白日のもとに晒されたはずなのに、
バブルの宴に酔ってしまって、忘れさせられたような気がします。
朝敵××に 向かって斬奸の一閃!
ここの会長、○○総連やオウムに、お土産を送りつけて、御用になったそうですが、
戦後の惰眠の覚醒を促されるかのようなページです。
国労・動労・全逓・自治労・日教組、、、○○解放同盟とか、○○総連とか、、、朝日新聞、岩波書店、、、
綺麗事が多かったり、無謬性に裏打ちされたかのような暴力性とか、どこか胡散臭いと思っていましたが、
やっぱり、その胡散臭さこそが、戦後民主主義の本質だったのかなと思う今日この頃です。
最近、スカパーで、日経CNBCを見る傍ら、ドラマを見たりもしているのですが、
面白いものが時々あります。
なかでも、スーパーチャンネル(360ch)の
OZ オズ は、非常に面白いと思っています。
アメリカの架空の刑務所が舞台で、
非常に哲学的であり、人間の本質、戦後民主主義の諸問題を考える上で、
避けて通れない、人間のネガティブな面が描かれていると思われます。
ネットで検索すると、いろいろ関連ページもあるようで、
とりあえず、リンクしておきます。
OZ/オズの間
OZ /TVGROOVE.com
OZ(B/K)
【諦観的人類愛劇場】薙島タンジェリン
OZ/yahoo掲示板
OZ/2ch
弐千参年壱拾弐月弐拾日
2002/10-11
『蒲田戦記』・株式投資
2002/5-7
ドラマ「Big Money」
大銀行の犯罪
ドラマ「ふたり」
2002/2-4
辻元清美・構造改革・実質破綻・株式投資・空売り
メール sk34@yahoo.co.jp
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